10月1日に建築物環境衛生管理技術者の試験を受け、無事合格することができました。
正答率は、非公表のためわかりませんが、自己採点では、以下のとおりでした。
・建築物衛生行政概論 15/20点
・建築物の環境衛生 23/25点
・空気環境の調整 38/45点
・建築物の構造概論 10/15点
・給水及び排水の管理 32/35点
・清掃 22/25点
・ねずみ、昆虫等の防除 13/15点
正答率:85%(153/180)
試験勉強方法
試験勉強に使用したものは以下です。
・SAT株式会社 通信講座
建築物環境衛生管理技術者 DVD講座 49,800円(税込 54,780円)
とても高額なので悩みましたが、スマホでの隙間時間を利用した勉強に適していると思い購入しました。
通信講座の概要としては、以下のテキスト、問題集、DVDとなります。
・基礎講座テキスト 4冊
・基礎講座DVD14枚(約31.5時間、上記基礎講座テキストの解説)
・精選問題集 1冊
・過去問題 2冊(10年分)
・過去問題DVD 23枚(約46時間、10年分)
・スマートEシステム(講義音声ダウンロード、講師への質問、暗記カード等)
(詳細は、SATのWebサイトで確認できます。)
私の使用方法としては、最初に基礎講座DVDをすべてMPEG4に変換し、パソコン、スマホに保存して、いつでも視聴できるようにしました。
そして、基礎講座を通しで1回(DVD14枚分、約31.5時間)視聴し、どのような内容なのか把握するようにしました。スマホに保存したので、通勤時の電車の中、休憩時間等の隙間も利用していました。
その後、再度基礎講座を各科目毎に視聴し、各科目終了後に、精選問題を解いてから次の科目へと進めました。
基礎講座DVD視聴2回目、精選問題集1回修了した後、過去問を解き始めました。過去問は、年毎ではなく科目毎に5年分まとめて解いていました。
なお、上記SAT通信講座の過去問題集および過去問題DVDは、使用しませんでした。理由は、問題を読み上げた後、選択肢を読まずに直ぐに解答を読み上げるので、選択肢を読むためには、一時停止をする必要があり面倒だったのと、解説に物足りなさを感じたので利用しませんでした。
過去問題集としては、電気書院の通称「赤本」と呼ばれる、問題集が有名ですが、電車の中や休憩時間の使用に適さない(大きい)ので使用しませんでした。
私が過去問の勉強に利用したのは、yaku-tikさんのサイト「ビル管理士試験まとめました」です。
URLは貼りませんが、検索すればすぐに見つかると思います。
こちらのサイトは、解説がわかりやすく、広告も少ないので、スマホでの閲覧に適していました。通勤時の電車の中、昼休み等は、スマホで過去問を解いていました。あとで見直したい解説などは、スクリーンショットを撮ってあとで見直しを行っていました。
過去問の正/否については、エクセルシートに記録して正答率がわかるようにし、クラウドに保存してスマホ、パソコンどちらからでもアクセスできるようにしていました。
過去問は、5年分、足切り回避のために問題数の少ない(15問)「建築物の構造概論」と「ねずみ、昆虫等の防除」は7年分を行いました。
勉強時間
試験勉強は、正確ではありませんが、300時間程度だったと思います。このうち200時間程度は、通勤時間や隙間時間であり、自宅では、100時間程度行いました。
免状交付申請
試験に合格しましたが免状の交付を受けるには申請をする必要があります。
以下を厚生労働省 医薬・生活衛生局生活衛生課にレターパックプラス(指定)で送付します。
①免状交付申請書(収入印紙分を2,300円分貼り付け)
②住民票(本籍地記載)または、戸籍謄本または、戸籍抄本
③返信用レターパックプラス(住所等記入)
最後に
今回の試験勉強時間の多くを、隙間時間を利用して行いました。
この試験は、問題数が180問と異常に多いので、覚えたことを忘れないように繰り返すことが大切だと思います。
過去問を繰り返し解けば受かる試験なので、勉強時間さえ確保できれば合格できる資格だと思います。
自宅での勉強時間を確保するのが難しい場合には、いかにして隙間時間を利用するかを考えた方が良いと思います。
混雑した電車の中で参考書や問題集を開くと周りに迷惑をかける恐れがありますが、スマホ+ワイヤレスイヤホンで周囲に迷惑をかけることなく試験勉強を行うことができます。