公共職業訓練の施設見学・相談会に行ってきました。
先日、ハローワークに行った際に職業訓練について相談したところ、まずは施設見学・相談会に参加することを強くすすめられたので行ってきました。
公共職業訓練とは
職業訓練には大きく2つに分けられます。
- 公共職業訓練
- 求職者支援訓練
公共職業訓練(離職者訓練)
主に雇用保険を受給している求職者の方を対象に、就職に必要な職業スキルや知識を習得するための訓練を無料(テキスト代等は自己負担)を実施しています。求職者支援訓練(求職者支援制度に基づく認定職業訓練)
主に雇用保険を受給できない求職者の方(受給が終わった方も含む。)を対象に、就職に必要な職業スキルや知識を習得するための職業訓練を無料(テキスト代等は自己負担)で実施しています。引用元:厚生労働省 ハロートレーニング(離職者訓練・求職者支援訓練)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/rishokusha.html
私は雇用保険受給資格者なので公共職業訓練の受講対象者となります。
違いについて、ハローワークでもらった資料が以下です。
申込方法
各自が直接、公共職業訓練所に電話で申し込みを行います。
私が電話をした際に聞かれたことは、以下のとおりです。
- 名前(フルネーム)
- 雇用保険受給資格者か
- 管轄のハローワークはどこか
施設見学・相談会の内容
受付
受付で名前を伝え、訓練コースの紹介が書かれたプリントをもらい指示された部屋に行きました。
3つの訓練コースが対象でしたが参加者は全員で30人程度でした。
年齢層としては30代、40代中心で私より上の人は1人か2人だと思います。
また、女性は4~5名でした。
席には、アンケート用紙と「施設見学・相談会」参加証明書が置かれていました。
施設紹介・訓練受講までの流れ(20分)
施設の簡単な紹介と訓練受講までの流れについて説明がありました。
訓練受講までの流れは以下のとおり。
- ハローワークで職業相談
- 施設見学・相談会の参加 ← 今回参加
- ハローワークへの受講申込
- 公共職業訓練所への受講申込
- 入所選考(筆記試験および面接)
- 結果通知
- 入手説明会
- 入所式
募集コース紹介(20分)
各募集コースについて講師から簡単に説明を受けました。
内容は、職業訓練のパンフレット、受付でもらったプリントについての説明です。
3つのコースについて各講師が説明したのですが、講師がみんな若かったです。
たぶん30代ではないかと思います。
施設見学(20分)
ここから各訓練コースにわかれて見学となりました。
私が見学した訓練コースは「ビル設備」コース(6ケ月)です。
高齢の私でも就職ができる可能性があると考えたからです。
講師の話では、50代、60代の受講生もいるが、当然のことながら年齢が高くなれば就職は厳しくなる。また、定員以上の希望者がいるの希望しても受講できないこともある。(倍率は1.2~1.5倍くらい)
一通りの施設見学と受講内容について説明を受けました。
就職相談会(20分)
これは想定していたものと違っていました。
個々に就職について相談をするものかと思っていたのですが、1人の講師が全員を相手に「説明会」でした。
講師が就職までの流れを説明して終わりました。
名称は「就職説明会」とした方が違和感がないと思います。
求職活動証明書行
アンケート(無記名)に回答して最後に「施設見学・相談会参加証明書」に印を押してもらいました。
「施設見学・相談会」は求職活動の実績として認定されます。
最後に
私の現在のスキルでは年齢的に前業種には就職できないと考えています。
この年齢で6ケ月間、若い人と一緒に訓練を受け、新たなスキルと資格を身に付けるのが本当に良い選択なのかわかりません。
申し込み期限までまだ時間もありますので良く考えてから決めたいと思います。
<2020年3月18日追記>
2020年4月から公共職業訓練「ビル設備」コースを受講することになりました。