私は無職になったら新しくクレジットカードを作りたくても審査が通らなくなると思い退職前にクレジットカード作りました。
その後、ネット証券とネット銀行の口座も開設しました。
私は15年位前からSBI証券(当時の社名はSBIイー・トレード証券)で少しの株式投資を行ってきました。
セミリタイヤ後の資産運用のためもう1つ証券口座があっても良いかと思い楽天証券の口座を開設しました。
SBI証券に加えて新たに楽天証券に口座を開設した場合、複数の証券口座持つことになりますが、この場合のメリットとデメリットについて記します。
また、楽天証券と関連付けると金利の優遇が得られることから楽天銀行の口座も開設をしましたのでこちらについても紹介します。
楽天証券口座を開設(複数の証券口座を持つ)メリットとデメリット
・メリット
①日経テレコンが無料で読める
日本経済新聞社が提供するビジネスデータベースサービス「日経テレコン(楽天証券版)」を無料で読めます。
・日本経済新聞(朝刊・夕刊)、日経産業新聞、日経MJなどの閲覧(3日分)
・過去1年分の新聞記事検索
・日経速報ニュースの閲覧
利用方法は、以下の画面で利用できます。
・マーケットスピード II(Windows)「ニュース」→「日経テレコン21」
・iSPEED(iPhone版 / Android版)「メニュー」→マーケット「日経テレコン」
②トレーディングツール「マーケットスピード II」が無料で使える
Windowsパソコン専用トレーディングツール「マーケットスピード Ⅱ」を無料で使えます。
使用した感想としては、多機能で多くの情報を得ることができます。
操作性も良く、感覚的に行えます。
以前は、有料(2,700円(税込)/3ヶ月)のサービスでしたが2019年6月24日より無償化となっています。
③楽天スーパーポイントが貯まる
楽天証券ではサービスの利用に応じて楽天スーパーポイントまたは楽天証券ポイントのどちらかを選んで受取ることができます。
受取れるポイントはどちらかのみで、楽天スーパーポイントを受取る場合は楽天スーパーポイントコースを楽天証券ポイントを受取りたい場合は楽天証券ポイントコースをそれぞれ選択する必要があります。
楽天スーパーポイントコースは、楽天グループで利用可能なスーパーポイントとしてポイントが貯まります。
楽天証券ポイントコースは楽天証券で貯めたポイントを「JMBマイル」に交換することができます。
私は、貯まっている楽天スーパーポイントを使用したかったので楽天スーパーポイントコースにしました。(いつでもコース変更可能です。)
④貯まったポイントで投資信託を購入できる
貯まった楽天スーパーポイントや楽天証券ポイントは、楽天証券で投資信託の購入・積立に利用できます。
ポイントを利用しての投資信託の購入・積立は100ポイントから1ポイント単位で購入でき、少額のポイントでも投資ができます。
私は保有している楽天スーパーポイントで投資信託を購入するつもりです。
・デメリット
①税金を払いすぎる可能性がある
ネット証券で複数の「特定口座の源泉徴収あり」を作った場合には税金を払いすぎる可能性があります。
損益計算、税金の支払いが面倒なので「特定口座の源泉徴収あり」としている人も多いかと思いますが私もそうしています。しかし複数の証券口座で保有していた場合には税金を払いすぎる場合が発生します。
例えば、私の場合、源泉徴収ありの特定口座をSBI証券と楽天証券で開設ています。
SBI証券で年間の利益が100万円、楽天証券で年間の損失が100万円の場合、両方の証券口座での損益を合算すると利益は0円です。
しかし特定口座は一つの口座の利益のみで損益の計算が行われるため、SBI証券と楽天証券での損益は合算されず、SBI証券の100万円の利益に対して課税されてしまいます。
この場合、確定申告をすることにより税金の還付をうけられる場合もありますが、確定申告をすることにより合計所得の一部として加算され税金や健康保険などの金額が上がる可能性があるので注意が必要です。
②アカウント管理が大変、資産管理が面倒
ネット証券口座の増えればアカウントの数やパスワードも増えます。
定期的にIDやパスワードを変更することが推奨されていることもあり、アカウント数増えると管理が面倒になります。
また引っ越しなどで住所や登録情報が変わった場合も、口座を開設しているネット証券でアカウント情報の変更手続きをする必要があります。
楽天銀行のメリットとデメリット
・メリット
①高金利
これは楽天証券と楽天銀行を連携させて利用するマネーブリッジの場合ですが、普通預金金利が年0.10%になります。
これはメガバンクの定期預金金利の10倍です。
私もマネーブリッジに登録したので以下のメールのとおり2020年1月からの普通預金の金利が0.10%となりました。
②各種取引で楽天スーパーポイントが貯まる
エントリーが必要ですが「ハッピープログラム」により楽天スーパーポイントが貯まります。
楽天銀行パッピープログラムの対象サービスはこちら(楽天銀行)
③近くのコンビニATMで24時間365日引き出し可能
預金残高や取引件数に応じて手数料無料回数が決まっていますが、いつでも近くのコンビニで引き出しができます。
・デメリット
①実店舗がないのでコールセンター頼み
何か相談したいことが発生した場合、実店舗のある銀行なら店頭で対応してもらえます。
しかし、ネットバンクの楽天銀行には実店舗がないため、対面での相談はできません。
②ATM利用、他銀行振込手数料
預金残高や取引件数に応じて手数料無料回数が決まっています。
預金や取引回数が少ないと自分の預金を引き出すのにも手数料がかかります。
③通帳がない
まだまだ手元に通帳を持っておきたいという人もいると思います。
しかし、楽天銀行はネット銀行のため通帳はありません。
通帳が必要な人にはデメリットとなりますが、パソコンやスマホから残高や取引明細を確認できるので私にとってはデメリットとはなりません。
・最後に
楽天カード、楽天銀行、楽天証券は関連付けて利用するとお得なことが多いです。
メリットとデメリットを理解して賢く利用したいと思います。